先日、美容クリニックを初体験しました。きっかけは、お客様からの紹介。洗練された空間で、主に男性向けのアンチエイジングメニューが豊富に揃っています。驚いたのは、患者の多くが女性ではなく、私のような男性だったこと。美容が特定の年齢層に限定されない時代を、まさに実感しました。
先生とのお話の中で、「美容に終わりはない!!」という言葉が心に響きました。アンチエイジングの道のりは終着点が見えない旅のようなもの。まずは、化粧水による保湿という控えめな一歩を踏み出してみた私。この小さなスタートが、大きな変化につながるのでしょうか。果たして続けられるか…。
さて、そんな体験を振り返りつつ、本日ご紹介するのは『Why We Die』。著者ヴェンカトラマン・ラマクリシュナン氏が問いかけるのは、老化や寿命の科学だけではなく、その有限性にどう向き合うべきかという哲学的視点です。不老不死への憧れが尽きることはありませんが、この本は人生の有限性がむしろ意義深さを与えるという新たな視点を提供してくれます。
有限の時間の中で、自分自身をどう磨き、どう輝かせるか。老化や美容の「終わりなき旅」をより楽しいものにするためのヒントが、ここには詰まっています。
【What We Die】老化と不死の謎に迫る
ヴェンカトラマン・ラマクリシュナン著 土方奈美訳 日本経済新聞出版社/2024年
人類は、いずれ不老不死の夢を叶えるのか?最新の科学的知見をもとに、寿命と老化のメカニズムを解説。併せて、寿命の延長が社会に及ぼす影響を考察する。
老化とは簡単にいえば、様々な原因による分子、細胞、組織へのダメージの蓄積であり、それが次第に衰弱、最終的には死につながる。老化した肉体にはあまりに多くの変化が起こるので、どれが老化を引き起こす要因で、どれがその単なる結果なのかを見極めるのは難しい。老化と死に至るプロセスが生物学的に解明されたのはここ半世紀のことだ。この知識をもとに、様々な挑戦が急拡大している。その一つに「人体冷凍保存」がある。人体を死亡直後に冷凍し、将来その死因の治療法が見つかった時に解凍するという発想だ。たいていの人は、死そのものより、死に至るまで長々と続く衰えが怖いという。寿命延長の試みは、蜃気楼を追いかけるようなものだ。真の不老不死以外はゴールにはならない。だが、それはあり得ない。
人生は有限だということを受け入れる方がシンプルではないか。
資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageではクライアント・フォーカスの精神で専門家と連携してお客様のニーズに対応いたします。
よろしくお願いいたします。
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