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規律なき拡大は失敗への道

規律なき拡大は失敗への道

本日は、ある職業で長年にわたり営業トップの方から紹介された「エッセンシャル思考」という本をご紹介したいと思います。人が方向性を見失うにはいくつか理由があるそうです。

①選択肢が多すぎる。ここ10年ほどで、私たちの選択肢は急激に増えた。そのせいで、大事なものが見えにくくなってしまった。何が大事で何がそうでないかを見分けられなくなっている。

②他人の意見がうるさすぎる。つながり過剰や情報過多などとよく言われるが、問題は他人からのプレッシャーが大きすぎることなのかもしれない。インターネットを通じて他人の意見がなだれ込み、私たちにああすべきこうすべきとうるさく指図するのだ。

③欲張りの時代。「全部手に入れよう、全部やろう」とするうちに、私たちは知らず知らず何かを失っている。自分の時間とエネルギーをどこに注ぐか決められずにいるうちに、誰か(上司・同僚・顧客・家族等々)が私たちのやるべきことを決めてしまう。

そうして思考停止に陥り、自分にとって何が大事なのかわからなくなる。
自分で選べない人は、他人の言いなりになるしかないのだ。やることを減らし、人生をシンプルにして、本当に必要なことだけに集中するのだ。

エッセンシャル思考

【エッセンシャル思考最少の時間で成果を最大にする

グレッグ・マキューン著 高橋 璃子訳 かんき出版/2014年

「99%の無駄を捨て、1%に集中する方法!」
エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものである。そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になる。

ただし、それは簡単なことではない。慣れ親しんだやり方が、つねに私たちを引きずり戻そうとするからだ。エッセンシャル思考になるためには、3つの思い込みを克服しなくてはならない。「やらなくては」「どれも大事」「全部できる」—この3つのセリフが、まるで伝説の妖女のように、人を非エッセンシャル思考の罠へと巧みに誘う。
エッセンシャル思考を身につけるためには、これら3つの嘘を捨て、3つの真実に置き換えなくてはならない。

「やらなくては」ではなく「やると決める」、「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」、「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。
この3つの真実が本当に大事なことを見極め、最高のパフォーマンスを発揮することが可能になる。

資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageではクライアント・フォーカスの精神で専門家と連携してお客様のニーズに対応いたします。
よろしくお願いいたします。

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