名古屋からJRでわずか20分。岐阜駅を降り立ったその先に、まるで時空を超えたような初体験が待っていました。友人の誘いを断れず訪れたのは、長良川の鵜飼。なんとなく知っていた“あの漁法”が、実は日本の伝統芸能の粋だったとは——。
鵜飼とは、飼いならした鵜を使って鮎などの川魚を捕る日本古来の漁法。岐阜・長良川の鵜飼は1300年以上の歴史を誇り、夏の風物詩として全国に知られています。
驚いたのは、鵜を操る「鵜匠」が宮内庁式部職という国家公務員(非常勤)であること。しかも世襲制。伝統芸能というより、もはや“漁の貴族”と呼びたくなる格式の高さです。
夕暮れ時、観覧船に乗り込み、まずはお弁当で腹ごしらえ。空が茜色から群青へと移り変わる頃、いよいよ鵜飼が始まります。
水面に揺れる篝火の灯り。伝統装束に身を包んだ鵜匠が「ほうほう」と声をかけながら鵜を操る姿は、まるで古典絵巻の一場面。鵜の俊敏な動き、篝火の熱気、そして川の流れ——五感すべてが刺激される、非日常のひとときでした。
観覧船からの鑑賞とはいえ、鵜匠との距離は驚くほど近く、鵜の動きも篝火の熱も肌で感じられるほど。名古屋からのアクセスも良好で、「いつか行こう」が「今すぐ行こう」に変わる距離感です。
そして最後に忘れてはいけないのが、鮎の美味しさ。香ばしく焼かれた鮎は、まさに“川の恵み”そのもの。伝統と味覚の両方が心に残った、夏の夜でした。本日は、影響されやすい私を分析するための本。
影響力の武器
ロバート・B・チャルディーニ著 社会行動研究会訳
なぜ、人は動かされるのか
欲しくもない英会話の教材を買ってしまった。怪しげな宗教団体への寄付を断りきれなかった…。こうした苦い経験を持つ人は少なくない。では、なぜ我々は、様々な説得に対して、よく考えずに承諾してしまうのか?本書は、他社から「イエス」を引き出すプロのテクニックを紹介しながら、承諾についての人間心理のメカニズムを読み解いていく。
人間の行動の多くは自動的である。「高価なもの=良いもの」といったように、標準的な原理に従おうとする。たいていの場合、それが最も効率的だからだ。
こうした自動的反応の裏には、心理学的原理が働いており、それは、次の6つの基本的なカテゴリーに分類できる。
①返報性のルール。何らかの恩恵を施されたら、そのお返しをせずにはいられなくなる。
②コミットメントと一貫性。一度決定を下すと、そのコミットメントと一貫した行動を取り、自らの決定を正当化しようとする。
③社会的証明。ある行動をする人が多いほど、それが正しい行動だと見なす。
④好意のルール。行為を感じる人からの頼み事は、受け入れる傾向にある。
⑤権威。権威者に命令されると、それに従うことが自分の利益になると思い、自動的に服従してしまう。
⑥希少性。手に入りにくくなると、その機会がより貴重なものであるとみなす。
資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageではクライアント・フォーカスの精神で専門家と連携してお客様のニーズに対応いたします。
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