サントリーホールで開催された、ヴァイオリニスト荒井里桜さんのリサイタルに足を運びました。ピクテ・パトロネージュ・プロジェクトの集大成としての一夜は、まさに芸術の祝祭。クラシック音楽に縁のなかった私でも、心を揺さぶられる体験となりました。
まず驚いたのは、サントリーホールの音響。単なる建物ではなく、音楽を魔法のように包み込む器でした。静寂を切り裂くスポットライトの下、荒井さんが奏でるイザイの無伴奏は、まるで複数の楽器が絡み合うオーケストラのよう。ヴァイオリン一挺でここまで表現できるのかと、ただただ圧倒されました。
続くヴィヴァルディ『四季』では、11人編成のアンサンブルがホールを満たし、春夏秋冬の情景が壮麗に描き出されます。音の波が押し寄せるような迫力に、息を呑む瞬間が何度もありました。アンコールの『愛の挨拶』では、観客の拍手が嵐のように湧き上がり、感動の余韻がいつまでも残りました。
この豊かに揺さぶられる体験を経て、私もクラシックの世界へ一歩踏み出す決意をしました。音楽が人の心を動かす力を持つことを実感しました。
私自身も誰かの力になれるよう、日々邁進したいと思います。
幸福のための消費学
間々田隆夫著 2025年/作品社
幸福をもたらす消費とは、どのようなものなのか?レトロブームやミニマリズムなど、近年の消費をめぐる動きを分析し、これからの消費社会が目指すべき方向性を探る。
消費社会は限りなく新しいものを求める。そうした中、近年のレトロブームなど、古いものを見直す動きが生じている。古いものは、役立つものにも、幸福をもたらすものにもなり得る。今後はそれらを尊重し、良さを活かしていくべきだ。
現在必要なのは、価値あるモノを増やし、価値のないモノを減らすことだ。モノ全般を減らすことではない。消費の豊かさは、モノの消費量を増やすのではなく、消費の満足度や充実感を増大させることで実現する。こおのような質的な豊かさを実現する上で重要なのは、消費の多様性である。そして多少性と物質的豊かさは、小規模な組織で徹底的に特定の嗜好に沿った魅力的な商品を供給すること、すなわち「小さく光る」消費文化からもたらされる。
これからの消費が進むべき道は、文化の豊かさを追求する「文化的消費」と社会に悪影響を及ぼさないような「社会的消費」の2つを同時に充実させることである。
資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageではクライアント・フォーカスの精神で専門家と連携してお客様のニーズに対応いたします。
よろしくお願いいたします。
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