気づけばこのジャーナルも、ついに50回目となりました。
「継続は力なり」とはよく言ったもので、ここまで続けてこられたのは、ひとえに応援してくださる皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
さて、ここでは毎回のように本をご紹介していますが、これはもはや趣味と備忘録の融合。最新刊から古典まで、ジャンルを問わず読み漁る日々です。読書は、時代を超えて人間を見つめる旅でもあります。
過去の名著を読むと、驚くほど「人間の本質って変わってないな」と感じます。
テクノロジーは進化し、社会構造は複雑化しても、人間の悩みや喜び、欲望や葛藤は、何百年も前からほぼ同じ。
つまり、AIが進化しようが、メタバースが広がろうが、結局「人間は人間のまま」なのです。
一方で、最新刊は「今」を映す鏡。どんな本が売れているのか、どんなジャンルが注目されているのか。そこには、社会の空気や人々の関心が如実に表れています。
私はそれを通じて、自分の立ち位置を見直したり、固定観念をほぐしたりしています。読書は、思考のストレッチでもあるのです。
世界はどこへ向かうのか。これからの自分はどうなるのか。そんな問いに明確な答えはありませんが、一度きりの人生、私は「意志を貫く強さ」と「人を思いやる優しさ」を兼ね備えた人間でありたいと思っています。
これからも、コラムでは本や日常の気づきを通じて、皆様と一緒に考え、感じ、学んでいけたら嬉しいです。
次は100回へ向けて、また一歩ずつ。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。本日は私の一番のおすすめ本「サピエンス全史」です。
サピエンス全史(上・下)
ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳 2016年/河出書房新社
なぜホモ・サピエンスが食物連鎖の頂点に立ったのか?その答えを解く鍵は「虚構」にある。
我々が当たり前のように信じている国家や国民、企業や法律、さらには人権や平等といった考えまでもが虚構であり、虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にしたのだ。歴史が統一に向かう原動力の1つが、究極の虚構であり最も効率的な相互信頼の制度である貨幣だった。
ヨーロッパが世界の覇権を握ったのはなぜか?その答えは「帝国・科学・資本」のフィードバック・ループにあった。
帝国に支配された科学技術の発展にともなって、「未来は現在より豊かになる」という、将来への信頼が生まれ、起業や投資を加速させる「拡大するパイ」という資本主義の魔法がもたらされたのだ。
そして今、ホモ・サピエンスは何を望み、テクノロジーはあなたをどのような世界につれていくのだろうか?
資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageではクライアント・フォーカスの精神で専門家と連携してお客様のニーズに対応いたします。
よろしくお願いいたします。
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